一度公開した記事をリライトするとき『公開中の記事も下書き保存できればいいのに』と思ったことはありませんか?
もちろん記事はそのまま公開した状態で。
リライトはじっくりと時間をかけて行いたいもの。一気に書き上げて保存するよりも、こまめに下書き保存ができた方が便利です。
【WP Post Branches】は、公開済みの投稿をコピーし、ブランチ(リライト用のコピー)を作成するプラグイン。
公開中の記事はそのままの状態でブランチを編集・下書き保存することができるようになり、ブランチした記事を公開すると、ブランチは元の記事に併合されます。
すでに公開している投稿に変更を加えることなく、編集・下書き保存が可能になるのでとても便利です。
こんな場合におススメ
- 記事のリライトを気軽に行いたい
- 記事・固定ページを公開したままの状態で、編集・下書き保存したい
- 公開済みの投稿をコピーし、ブランチ(リライト用のコピー)を作成する
- ブランチを編集・下書き保存することで、公開済みの記事はそのままの状態にしたままにしておける
インストール方法


- ダッシュボード > プラグイン > 新規追加 とクリックする
- WP Post Branchesで検索する
- 今すぐインストールをクリック。インストール後有効化する
または、配布サイトからダウンロードして、インストール。
手動でインストールする方法はコチラ
【WP Post Branches】の使用方法


投稿のブランチが作成されたら、その投稿を編集します。

また、作成されたブランチは投稿一覧から開くことができます。
ブランチは『○○○(元の記事ID)のブランチ』と表示され、ブランチであることが分かるようになっています。

ブランチ作成の際、メディアを複製しないようにする
ブランチを作成すると画像などのメディアもコピーしてくれるのですが、ブランチを作成するたびに投稿に紐づいたメディアが増えてしまいます。

メディアはコピーしてほしくなかったので、複製されないようにプラグインを編集しました。
そのままでも大丈夫という方は、以下の処理は飛ばしてください。
プラグインを編集し『attachment』の部分をコメントアウトする
管理画面 > プラグイン > プラグインエディター からプラグインの編集を行います。

【WP Post Branches】を選択し『wp-post-branches.php』を編集します。
【WP Post Branches】の『wp-post-branches/wp-post-branches.php』のだいたい67行目から107行目にかけての部分(//attachment部分)をコメントアウトします。

コメントアウトする箇所(attachment部分)
動作確認環境
- バージョン 2.3.4
- WordPress 5.4.1
このプラグインは上記の環境で動作を確認しましたが、ご使用の環境によっては、動作しないなどの不具合が起きる可能性がありますので、ご注意ください。
まとめ
- 【WP Post Branches】は、記事・固定ページを公開した状態のまま、編集・下書き保存を可能にするプラグイン。
- 公開している投稿はそのまま表示しておいたまま修正が可能になるので、リライトがとてもやりやすくなります。